フリーサーキット  加算器 リレー回路 004
 「フリー・ソフト」という無料のソフトウェアがある。
 「フリー・サーキット」という無料の電気回路があってもいいじゃないか。・・・・ということです・・・

記号 リレーのコイル           リレーの接点(スイッチの部分)

初心者にも分かり易いリレー接点の記号を使いました。
(JIS記号ではありません。)
  スイッチの基本をお勉強したい人は接点の基本(スイッチ、リレー)
「ノーマルクローズ」の接 点は、リレーが働いてい ない時(コイルに電流が 流れていない時)につな がっている接点です。
「ノーマルオープン」はリ レーが働くと、つながる 接点です。

(この下の「リレー回路図」では、コイルの上方に書いてある接点が連動します。)
  

1ビット半加算器 リレー回路




AとBの足し算ができます。(計算は二進法です。)


入力 二進数 出力
繰上げ
(桁上げ)
答え
0 0 0 0
0 1 0 1
1 0 0 1
1 1 1 0

表中の入力の「1」はリレーコイルに電圧を加えて接点を 切り替えることを意味し、出力の「1」は電源電圧が出力 されることです。





1ビット全加算器 リレー回路




上記の半加算器に、下位から繰上げ(桁上 げ)も含めた計算ができるようにしたもので す。 これを「全加算器」といいます。


入力 二進数 出力
下位から
繰上がり
繰上げ
(桁上げ)
 答え 
0 0 0 0 0
0 0 1 0 1
0 1 0 0 1
0 1 1 1 0
1 0 0 0 1
1 0 1 1 0
1 1 0 1 0
1 1 1 1 1





3ビット加算器(計算機) リレー回路




 半加算器を最下位に使い、その上位に全加 算器を積み重ねて、二進数の3ビット計算が できるようにしたものです。更に全加算器を積 み重ねていくと何桁でも足し算もできる。

この場合の最上位から出力される桁上げは、 「答え3」とみなしてもよい。

【入力・出力の例】
入力 二進数 出力
A B 桁上

答3
答え
A2 A1 A0 B2 B1 B0 2 1 0
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
0 0 0 0 1 0 0 0 1 0
0 0 0 0 1 1 0 0 1 1
0 0 0 1 0 0 0 1 0 0
0 0 0 1 0 1 0 1 0 1
0 0 0 1 1 0 0 1 1 0
0 0 0 1 1 1 0 1 1 0
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
0 1 0 0 0 1 0 0 1 1
0 1 1 0 1 0 0 1 0 1
1 0 0 0 1 1 0 1 1 1
1 0 1 1 0 0 1 0 0 1
1 1 0 1 0 1 1 0 1 1
1 1 1 1 1 0 1 1 0 1
1 1 1 1 1 1 1 1 1 0
「4to16デコーダ」の→
4to16デコーダ」の出力にランプを接続した ものに、この3ビット加算器(計算機)から出力 される「答え0〜3」を入力すれば、答えが分 かり易い。


引き算はどうすれば出来るかな?
考えてみよう。




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