フリーサーキット 押しボタンスイッチを放した時にONにするリレー回路(4種類) 005
 「フリー・ソフト」という無料のソフトウェアがある。
 「フリー・サーキット」という無料の電気回路があってもいいじゃないか。・・・・ということです・・・

記号 リレーのコイル           リレーの接点(スイッチの部分)

初心者にも分かり易いリレー接点の記号を使いました。(JIS記号ではありません。)
スイッチの基本をお勉強したい人は接点の基本(スイッチ、リレー)

 SW:スイッチのことです。
 a接点:ノーマルオープン接点(通常開いている、つながっていない接点のこと。ボタンを押すとつながる。)
 b接点:ノーマルクローズ接点(通常閉じている、つながっている接点のこと。ボタンを押すと切れる。)



押しボタンスイッチを放した時にONにするリレー回路1



1b接点のOFFスイッチ、1a1b接点のONスイッチ、2a接点 のリレーで構成し、ONスイッチを放す時にON状態を作り出 す。

「1a1b接点のONスイッチ」に注意。
「1b接点」が切れてから、「1a接点」が入るのが条件だ。



このような回路で機械の制御を行うと、停電時にはOFF状 態に戻り安全である。
(気を付けなければならないのは瞬時停電のときだ。)




押しボタンスイッチを放した時にONにするリレー回路2



上の「回路1」は2a接点のリレーが必要だが、「1a」接点の リレーでも可能だ。




押しボタンスイッチを放した時にONにするリレー回路3



上の「回路1、回路2」は、オン状態でも「ON−SW」 を押すとb接点で切られてしまう。

そこで、「R2」を追加して自己保持させることにより、 b接点のバイパス回路作り、切られることを防止す る。




押しボタンスイッチを放した時にONにするリレー回路4


オン・スイッチが1a接点の場合

R3は、上の「回路3」のR2と同じく、オン状態でバイパ ス回路作り、切られることを防止する。



「R3」のb接点を「ON-SW」と「R」の間に入れて、「R 3」が一旦オンになれば以降「R」がオンにならないよう にしても良い。





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