リレー・タイミング・テスター回路(3チャンネル)
オシロスコープが無くても3つのリレーのどれが早いかを知る回路をリレーで組む
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次は、上の回路にもう1チャンネル追加した基本回路図。 リレーRAとRBとRCの動作時間を比較する。
「R1」はRAが早いときオン。 「R2」はRBが早いときオン。 「R3」はRCが早いときオン。
「AB」はRAとRBが同時のときオン。 「BC」はRBとRCが同時のときオン。 「AC」はRAとRCが同時のときオン。
「ABC」はRAとRBとRCが同時のときオン。 どれか1つのリレーしかオンにならない。
この基本回路のままだと1つのリレーに7個もの接点が必要だ。 共通回路を省いて4cリレーで動くようにしたい。
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共通回路を省いた下の回路図が、「ま〜、いいだろう・・・」というもの。 (まだ何とかしたいが。)
「R2」と「BC」だけが4cリレー2個並列で、他のリレーは4c1個分の接点で良い。
(「RA」は接点が2cあればいいが、動作時間をRBとRCに合わせるために4cを使用する。)

この回路では、RA、RB、RCのそれぞれ「単独でオン」、「同時にオン」しかわからない。
「RA→RB→RC」、「RB→RA→RC」、「RB→RC→RA」・・・・と言うように「3つの動作順序」が判る回路を組んで
みたらおもしろい。
だれかチャレンジしてみないか? 物の考え方、回路の組み方、リレーの使い方などの勉強にはなる。
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