ここで、74LS190による「アップ・ダウン・カウンタ」、74LS279の代表的な使用方法などが勉強できる、と思う。 この回路は、アップ・ダウン・カウンタに設定した数から、カウンタの信号で減算して「0」になったら機械を停止させるコ ントローラだ。 これは元々、30KWのモーターのとそれ用のインバーターを組み合わせて「スタート→加速→一定速→ 減速→停止」と運転し、スタートから停止までの距離を0.1mm単位で制御しようとしたものだ。 スタートボタンを押すと「BCDの4桁」で、「アップ・ダウン・カウンタ」に数を設定。 「STT」により「起動」信号が出る。 モーターが回転し始め「COUNT」信号が入り始める。 「加速中」信号は別に設定した数までの間出続ける。 「アップ・ダウン・カウンタ」が設定値になるとモーターは「減速中」信号で減速し、カウンタ値が「0」になったところで「停 止」信号によりインバーターを止める。(5AのALS518が加速、5BのALS518が減速、2Dと4DのALS518が停止用) COUNT入力パルスの分周回路はちょっとおもしろい。 カウンタLS390の数がDIPスイッチと同じになったら、コンパレー ターALS518出力でワンショットLS221をトリガーし、その出力パルスでLS390をリセットと同時にアップ・ダウン・カウンタ LS190のクロック入力とする。 (カウンタをバイナリーにすれば最大分周は255にできる。) あとの説明は省こう。 ![]()
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