2chオシロスコープを8chロジックスコープにするアダプタIC回路 |
電気信号の波形を「見る」測定器に「オシロ・スコープ」がある。
普通のオシロ・スコープは2チャンネルで、同時に2つの波形を見ることができる。
IC回路を組み立てて動きを確認しようとすると、同時に3つから5つぐらいのポイントの状態を見たいときがある。
8チャンネルのロジックスコープを、「銭」を出して買える人はいいのだが・・・
下の回路は、私が「銭」が無かった時代に実際に使った物です。
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OUT1とOUT2をオシロ・スコープの1chと2chに入力
して、ADDモードで表示させる。
外部トリガーが使えるオシロ・スコープだと楽だが、
トリガーがちょっと難しい。 しかし、「慣れ」だ。
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7414の代わりに7419でも良い。
S1:走査線の周波数切換
S2:チャンネル数切換(上8ch、下4ch)
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IC No. 74シリーズ |
ロジック内容 |
7414(7419) |
シュミット・トリガー・インバーター |
7493(74293、74393)
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4ビット・バイナリー・カウンター
同期カウンターの方が良い。→74161、74163、74169
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74145(74156) |
BCD to デシマル・デコーダー・ドライバ(オープンコレクタ出力)
74156の場合はオクタル・デコーダー・ドライバ(オープンコレクタ出力)として使う。
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74152(74151) |
8 to 1 データ・セレクタ |
記号 |
種類 |
値・容量 |
RA |
可変抵抗 |
300Ω |
CA |
コンデンサ |
0.022μF |
RB |
可変抵抗 |
1kΩ |
CB |
コンデンサ |
1μF |
RP |
固定抵抗 |
1kΩ |
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記号 |
種類 |
値 |
OUT1出力電圧 |
R0 |
可変抵抗
(半固定抵抗)
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10kΩ |
4.0V |
74145の出力が最低0.5Vある
から、OUT1出力を0.2V〜0.5V
上げてもいい。
また、R0〜R7を10kΩVRにす
ると便利に使えるかもしれない。
(そのときは微調整用に200Ω位
のVRも直列に入れる。)
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R1 |
5kΩ |
3.5V |
R2 |
3kΩ |
3.0V |
R3 |
2kΩ |
2.5V |
R4 |
1kΩ |
2.0V |
R5 |
500Ω |
1.5V |
R6 |
300Ω |
1.0V |
R7 |
200Ω |
0.5V |
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